不思議な森




しばらくするとアリたちは静かになり
外も真っ暗になり夜がきた。



今日は長い一日だったなぁ。
こんなに不思議なことあるのかってくらい
すごく不思議な体験をしたな。
アリやベンチが話したり
私の半分くらいの仙人がいたり
100歳以上の人間がまだこの森にいることや
赤アリがとても大きいこと。



このまま寝て目が覚めたら家かな。
あー夢だったのかってがっかりするかな?
それとも安心するのかな?



そんなことを考えながら窓からみえる
夜空をみた。



「きれい・・・」



たくさんの星。
綺麗な満月。
見ているだけで癒される。



私が住んでいるところはこんなにも星がでない。
街灯や家の電気で見える星は数えるくらい。



夜空をみていると自然と眠りに落ちていた。




夢を見た。
お母さんとお父さんと手をつないで
野原を歩いている夢。
私はまだ小さくてたまに転ぶ。
そんな姿を笑ってお父さんが手を差し伸べる。
泣いている私の頭に手をあてて
「大丈夫。大丈夫よ。」
そういうお母さん。


お母さんにそういわれたところで
夢はぼやけ凄い音とともに
夢がぷつりと消えた。



「起きてください!!」


扉のむこうで赤アリたちが私を呼んでいる。



「え・・・
起きました・・・」