小さな赤アリたちに案内され
巨大赤アリの隣の部屋に
一晩泊めてもらうことになった。
アリを一匹も踏まないという約束は
少し厳しい。
床は茶色がかった赤の木で
小さな赤アリがいても
気づかずに通り過ぎてしまうかもしれない。
この部屋からでなければいい問題
かと思いきや、部屋の扉の下の隙間から
いじわるい小さな赤アリが侵入してくるかも
しれない・・・。
一歩一歩を慎重にゆっくりゆっくり
進んでいく。
「お邪魔します。」
扉の前で一礼をし、戸をあけた。
「・・・すごい・・・」
部屋はいままでいた空間とはまるで違い、
白のじゅうたんが敷いてある。
しかも、とてもふわふわして気持ちいい。
これなら赤アリがいてもわかりそうだ。
ベットも私が家で使ってたものよりの
ふかふかでいい匂いがした。
じゅうたんやこんな大きなベットを
アリが運べるわけない。
じゃあ誰が・・・?

