教室につくと、突然後ろから声がかかった。

「おい…」

「ひゃあっ!!??」

私はびっくりして、変な声を出してしまった。

振り返るとそこには水野がいた。

「水野??」

「先輩から伝言。俺たちは、水曜日班だってさ。」

「図書委員??わかった♪」

了解の返事をしてから、改めて水野を見た。

「何笑ってんの??凛音ちゃん?」

突然菫が不思議そうに私の顔を覗いた。

「へ?笑ってないよ?」

「いや、笑ってた。」

水野が気味悪そうに言った。

わ、私、そんなことを…!?

「ごめ…「キモい顔だったな…」

私が謝ろうとしたとき、水野が余計な一言を発した。

「な・ん・で・すってぇ!?」