「ほら、今のうちに涙拭いたら??」

水野が耳元でぼそりと呟いた。

「あ…」

だからタオルを…

私は急いで涙を拭いた。

「それでは、自分達の担当の曜日を決めたら、今日はこれで解散です。お疲れ様でした。」

「凛音ちゃん、曜日は私たちが決めとくよ☆」

美優先輩が笑顔で私に、ウィンクした。

「え?良いんですか?」

「任せといて!!!またね、凛音ちゃん♪♪」

未来先輩が笑顔で手を降ってくれた。

「はい!!」

私は、ペコリと頭を下げてから、水野と一緒に図書室を出た。