ぼふっ!!!!

「きゃっ!?」

いきなり、タオルを投げつけられた。

「な、何…!?」

私はタオルから顔を出し、タオルが飛んできた方を見た。

「水野…」

「すみません先輩。コイツ緊張で頭真っ白みたいです」

「あははは♪こんなんで緊張なんて、可愛いね~☆」

3年生の先輩が、爆笑した。

「大丈夫だよー♪名前言うだけでOKだからさ☆」

「はい…えっと、鈴原…凛音ですっ」

なんとか、名前を言えた。

「可愛い名前だねぇ♪」

「あたしは、3年の、藤田美優だよ☆」

「同じく、私は、桐谷未来♪」

「よ、よろしくお願いします…」