凛音side

放課後、私は重い足取りで廊下を一人寂しく歩いていた。

「本当なら菫と変える予定だったのにぃ~」

全部あいつのせいで!!!!

私が文句をブツブツ言っていると、あっという間に、集まりのある図書室に着いた。

ガラガラガラ…

静かにドアを開くと、ほぼ全員集まっていた。

そのなかに、水野の姿もあったが、友達と話していてこっちには気付いてない。