「じゃあ…立候補してない人にしようかな」

えぇっ!!!???

ヤバッ!!!

私、立候補してないよ!!!

私が手を挙げようとしたとき、

「先生~!!鈴原さん手ぇ挙げてませ~ん」

水野が私を指差しこう言った。

「んなっ!!!???」

私は驚き振り返った。

すると水野が私から視線を反らした。

「じゃあ…鈴原でいいな」