星に願いをっ!!

「えへへ…ありがとう」

菫が恥ずかしそうに笑った。

「ま、そう言う訳だからさ。行こっ!!」

私が菫の腕を掴んで歩き出そうとしたその時…

バサササササッ!!!

後ろから何かが落ちる音が聞こえた。

「やっちゃった~」

「何やってんだよ…」

と、こんな会話も聞こえてきた。

「誰かが教科書を落としたみたいだね…」

菫が後ろを振り返り、その光景を見ていた。

そこには、散乱した教科書と、それを拾っている2人の男子生徒の姿があった。