家に帰ってきたあたしは 学校で見た男の子が頭から 離れなかった。 だって寂しげな顔してたんだもん。 「名前何て言うんだろう?」 ~♪ あたしが一人言を喋った瞬間 携帯が鳴り出した。 メールの相手は同じ高校の男子。