「なんですか…?」 せっかく寝かけてたのに。 そう思っていたら、目の前に大きな紙袋が出された。 「この前は悪かったわね。これ、お詫びに」 あまり店の名前とか知らない私でも知ってるような高級菓子店の包み。 「え…」 なんでいきなり、と思っているとそれを見透かしたように言った。