【完】こいかたおもい。Ⅰ


その日の夜は、よく眠れなかった。

ー翌日ー

今日はいつもより早めに登校しちゃった。まだ、教室には誰もいない。

こうして見ると、広いなぁ…

そんなことを考えながら寝かけていた。


「瀬川 祐亜」
女の人の声がした。

この声は、と思って振り向いて見ると案の定相沢先輩だった。