「ありがと。いつでも頼るよ」 笑って言ったあと、ジュースを買いに行くと告げてその場を離れた。 友達なんて、無縁な言葉だったのに…。 すごくうれしい。 ほこほこしながら歩いていると、窓から見える中庭に、あの2人がいた。 そう、 相沢先輩と椎名くんだ。