湊くんは悩んだあげく、 さっきと同じことをしてくれた。 さっきより強く、長く。 湊くんのにおい、ぬくもり、忘れないようにしたい。 そう思い、ずっとずっとぎゅーっとしていた。 よく考えたら家の前で、仕事が早めに終わった両親が帰ってくるかも、とか思う暇もなかったみたい。 そして湊くんが最後に一言。 「今までありがとう。大好きだったよ。ー祐亜」 そう告げて帰っていった。 ずるい。最後に呼び捨てとかっ…。