さすがサッカー部。 ついていけない速さだったよ。 息、くるしっ… 「大丈夫?」 「う、ん」 「それで…瀬川さん盗み聞き?」 ちょっとひきぎみに湊くんが言った。 やばい!! 「ちがうちがう! ちょっと人から押されちゃってドアにぶつかろうとしたときタイミング良く湊くんがドア開けたんだよ!」 我ながら苦しい言い訳。 嘘ってばれたかな?