「瀬川さん!大丈夫?」 この声…。 「し、いなく…」 「っ!?顔色やばいよ! 確かその辺に公園があったな…。 一緒に行こう! 歩ける?」 「え…」 椎名くんは私の手を握ってすたすたと歩いて行った。 ードキン 椎名くん、ずるいよ…。 人が弱ってる時に。