「あっ、それでね。 瀬川 祐亜さんっているかな?」 「へ?」 おかしな言葉が出てしまった。 なっ。なんで栗が私に用事・・・? 「わっ、私ですけど・・・」 「君だったんだ!ちょうどよかったー」 すると栗は自分のかばんから何かを取り出した。 「はいっ、これ」 そうして渡されたのは、生徒証だった。 「えっ、何で?」 何で栗が私の生徒証を? 「昨日の帰り道に落ちてるの拾ったんだ」 あぁ!昨日電柱にぶつかって荷物ばらまいたときに生徒証だけ拾い忘れたんだ!