翌日。 湊くんが部活あるってことで待ち合わせ場所は学校から近いカフェの前ってことにした。 部活忙しいのにごめんなさい。 でも、昨日からなんかひっかかることがあるんだよなー….。 そんなことを思っていると、湊くんが走って来た。 「ごめん瀬川さん!待たせたよね?」 「う、ううん!全然待ってないよ!」 「ならよかったぁ…」 息をきらしながら言う湊くん。 優しいなぁ。 こんな彼氏もって、彼女さん羨ましいな。 …ん?