赤色の恋 <短編>


春馬の家の近くの駅で降りて、春馬が学校から帰ってくるのを待った。



来るわけがない。



諦めかけてたその時…。



人込みの向こうに春馬の姿が見えた。



しかし…春馬の隣には加藤侑花の姿が。

2人とも、あたしの姿に気づいてるけど無視。



当たり前やんな。

もう、うちは春馬の彼女でも何でもないねんから…。