鼻血をダラダラ流しながら了承してくれたワタルさん。


これで、準備は整ったな。


―――――ピピピピ


急に鳴りだした俺のケータイ。


「スミマセン。」


俺は席をはずした。


「はい。」


「ルイ。埋め終ったって。」


電話はシュウからだった。


「わかった。こっちも話がついた。」


「もう、戻ってこれる?」


「あぁ。"誓い"は済んだか?」