考えただけでも吐き気がする。 「シュウ、場所はどこだって?」 運転をしながら大声でシュウに尋ねる。 もう少しで大通りの交差点に差し掛かる。 早く言わないとどっちに曲がるかがわからねぇ。 「ここら、一帯だ!」 シュウの声が俺に耳に響く。 血の匂いが少しだけ俺の鼻をかすめた。 何だ、今の・・・!? 横でシュウを見るとシュウも感じたらしく顔をしかめていた。 交差点の信号が赤に変わる。 ゆっくりとブレーキを踏み止まろうとしたとき、俺は目を疑った。