総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】


最年少な分、体が柔らかく身体の能力も抜群。


「総長のスイは戦争のとき、仲間に紛れて攻撃をしてくる。」


「紛れて?」


「うん。自分の仲間と変わらない身長で身を隠し戦うの。だからあたしたち以外にスイの顔を見た人は殆どいない。」


「見分ける方法は?」


「レモン・・・。」


「レモン!?」


うん。柑橘系の香り。


「その香りをスイは確かつけてたと思う。」


「なるほど、匂いでそいつを見つけるのか・・・。」


他に方法はわからない・・・。


あたしも、ほとんど会ったことはないから。