それに、変なとこでシンに従順だったジン。


シンに爆弾作れと言われたらやりかねない男だ。


それぐらい、怖い男なのだ。


「ジンは必ず何かしらの凶器を持ってる。運がいい時はナイフだけで済む。けど、運が悪かったら・・・・。」


「なんだよ~、日本刀でも持ってるってか?」


「・・・・。」


「ま、マジ!?」


冗談のつもりで言ったのか、身を乗り出して驚くアサ。


ジンならやりかねない。


「だから、刃物とは限らないけど。気を・・・・つけて・・・。」


「心配すんな。」


いつもと違う凛々しい顔つきのアサ。