総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】


あ、あたしも自己紹介しなきゃ・・・!


「レナって言います・・。あの、あたしがここにいるの嫌じゃないですか・・・?」


あたしは、疑問に思ってたことを思い切って聞いてみた。


「嫌なわけないじゃん。」


きっぱりと言い切ったのはメグさん。


腰に片手を当てながら、髪をなびかせる。


「世のかわいい子はを護るのがあたしの努めよ?」


ウィンクをしながらほほ笑む。


「こんな野蛮な方に、護られても不愉快なのです。ね?レナさん。」


サヨさんの白い特攻服は袖が長く、折れた袖で口元を隠して目線だけメグさんに向ける。