「お兄ちゃんと、弟・・・・?」
自信なさげに答えたレナちゃん。
その返答を聞いて、笑い出すシン。
「ハハハハハっ!ククッ・・・そうだよな・・・。」
「何を知ってんだ。」
高笑いをするシンにヒサが睨みを利かせる。
ヒサの一言に、シンは笑うのを止めレナちゃんを睨んだ。
「てめぇに、兄妹なんていねぇんだよ。」
「!!?」
レナちゃんは胸の前でギュッと手を握り、首を横に振った。
「そ、そんなはずない・・・。お兄ちゃん・・・!・・・ヨウ・・・っ!?」
呼ばれた2人は、ただ、俯いて悲しい表情をした。
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