「なになに?本気出してくれんの?じゃあ、俺も本気ださねぇとな!」 カチャカチャと、ソイツの手錠が鳴る。 滅多に吸わない、タバコをぐしゃり。 潰した場所から、徐々に消えていく火。 それとは裏腹に燃え上がる闘志。 「おい!俺の手錠はずせ。」 低い声で仲間に指示し、嗤う。 「楽しもうぜ。戦いは、楽しんでナンボだろ?」 「それには、同意見だな。」 手錠がはずせられて、両手が自由になった。 両手をぶらぶらさせて、俺を横目で見る。