タケは金属バットを舐めながら、歪んだ顔で俺を見る。


こいつもシャブやってんのか。


呆れた連中だな・・・・。


後ろにいる連中に目を向けても、焦点の合ってない奴らばっかだ。


シャブのせいか、レナの言ってた通りのド変態どもか。


「いいぜ。ゲームでもなんでもやってやろうじゃねーか。」


―――――――ヒュッ


「「「総長!!」」」


金属バットが俺の肩すれすれまで垂直に勢いよく下ろされた。


何を焦ったのか、俺の下っ端たちが声を上げた。


ただ、肩にバット下ろされただけだろうが。


大袈裟だな・・・・・。