総長が求めた光 ~Ⅲ神と獣~【完】


この笛が、今回の俺たちの合図だった。


敵は、周りを見て何事かと騒いでやがる。


霧猫のメンツは急いで自分のバイクの方へ向かった。


「一体・・・なにを・・・・?」


ジュンの方へ向き直り、片手をあげる。


その手をカクンと前へ下げた。


その瞬間。


―――――――ブォンブォンブォーン!!!


倉庫一帯に響き渡る、バイクのマフラー音。


あまりのでかさに、倉庫が揺れている。


「ぐあぁ!!」


悲鳴を上げたのは、ジュンだった。