クソッ、なんつー数だ。 3分の2は敵の数じゃねーかよ。 なんとか、うるさい喧騒の中を切りぬけ倉庫の奥にたどり着く。 そこには2人の男がいた。 1人は、ブロックに腰を落としその隣にもう1人男が立っている。 座ってんのが、ジュンって奴だろう。 目をつむってただ、前を向いている。 じゃあ、隣にいる奴は副総長か何かか。 「来たか・・・・。」 ジュンが口を開いた。