さてさて、なぜか流唯も、勉強に参加することになったわけで、なんか、空気が悪いというか、居心地悪いです…。こういう時、沙也香がいればいいのに、
「わたし、めんどいからいかない。後で報告よろしく♪」
だってさ!なんか、ムカつくんですけど!他人事のようにいいやがって!あとで、覚えとけ!
「百合亜、ここ教えて?」
「えっとね、これは、ここに、Xをかけて、√はずすんだよ?」
「さんきゅう♪」
「百合亜、これわかんなーい♪」
「はあ?ここは、蘇我氏だバカ!なんだよ、足利尊氏って!氏がつけばいいってもんじゃない!しかも、なにげに足利尊氏のが、字難しいし!」
「ほんとだ!俺って天才?」
「バカに決まってるじゃん!」
「百合亜は、バカが、嫌いだもんな?」
「まあね?」
なんか、流唯が、ニヤけてる。なんか、キモい、イケメンなのにもったいない。