闇の王子様




「…………………は?」



「え…あ。」



小声で言ったはずだったのにその言葉が雄大さんには聞こえていたみたいで…



「アキがかっこいいだと?彼方」



「言ってないよ!うん。言ってない」


雄大さんの目が鋭くなった



「…ちょっと言いましたかな?」



「ほぉーアキがかっこいいのか」



「いや…ゆ、雄大さ〜ん?(ピッピッピッ…あ!メールだ!」



助かった…
急いでメールboxをあけて確認すると元気くんからだった



《本当だね〜ごめんごめん
明日駅前の噴水に来てくれる?18時頃かな。迎えに行くから》



駅前の…噴水


《わかったよ。ありがとう!
明日楽しみだな^_^》



カラオケなんて凄く楽しみ
クラスの子とも文化祭で仲良くなれたし…



「彼方、笑いすぎだ」


私は慌てて口を閉じて雄大さんを見た



「明日18時に駅前の噴水だそうです」