「…なんでさらっとそんなかっこいいこと言えるんですか…?」
「かっこよかったですか?」
そう言ってアキさんは私に優しく微笑んだ
「…早く行きましょうよ!」
わかりました。
裕樹さんとアキさんはあまり似てないと思っていたけどやっぱり兄弟なんだなと思った
ガチャ
「彼方、アキ待ってたぞ」
「若、すみません」
私たちが席について食事が始まった
「…相変わらず凄いですね」
だんだん慣れてきたと思ってたけど、やっぱりすごかった
「明日終わったら俺に連絡しろよ。迎えに行く」
「大丈夫ですよ‼︎近いですから‼︎」
私がそう言うと少し雄大さんの目線が下を向いた