私の中に雄大さんと行きたい…という感情がうまれた。
でも…なかなか言い出せなかった。
「本当にいいですか?」
最後にもう一度確認。
「あぁ、絶対」
雄大さんが優しく笑った。
「じゃあ、許してあげます…」
「よかった…」
「雄大さん…」
「んっ…?」
「私は絶対に浮気しないです」
「俺も…しないから」
私達はもう一度抱きしめあった。
そして…
「じゃあ…帰るか?」
「はい!」
でも…
「メイド服だな」
忙しすぎて忘れてたけど…まだメイド服のままだった。
「アキ呼ぶか?」
私は小さく頷いた。
「じゃあ電話するから」
そう言って電話をかける。
………………あっ

