「いや…あの…ごめんな?」
雄大さんが弱く言った。
「そんなのじゃ許しません」
「えっ…」
「今日アキさんと寝ます。」
ピクッ
雄大さんの身体が跳ねた。
「いいですか?」
「…ダメだ!」
「じゃあ、タツさんとラブラブします」
「それもダメだ!」
「じゃあ…雄大さんと遊園地行きたいです」
「ダメだ…?あれ?」
「ダメなんですか…」
「いや…いい!行こう!」
「ホントですか?」
「あぁ…明日」
「やった…」
「えっ?」
「嬉しいです!」
この間、初めて水族館に行った時の感動は凄かった。
それから私はいろいろな雑誌を読んでいくうちに、遊園地という存在を知った。

