闇の王子様




必死に抵抗するけど、男の力に勝てる訳がなかった。



私の着ていた制服はだんだん乱れてきた。



「いやぁ…助けて…助けて!」


「彼方、叫んでも無駄だ。」


組長が私の制服を破った。


その時…



バンッ!


突然、事務所の扉が開き、たくさんの人の足音が入ってきた。



私はソファーの背もたれで誰なのか見えなかった。



でも、組長の顔が怒っているのは分かった。


「阪本雄大。」


組長が鋭い目付きでそう言った。



阪本雄大…?