生まれた愛





10分経った頃



結衣がのこのこと歩いてきた




眠そうな顔、スッピンの結衣が来た



「おはよー」



「おう、早く行こう間に合わねーぞ」





俺は足早に駅のホームに入る




「うーー待ってぇーすぐに動けないー」


俺はイラっとしながらも無視して歩く



「こらー豆、無視すんな」



「………はあ」


俺はため息だけ吐く



「なーんで怒ってんの?
ごめんね遅くなって」



「いや、謝るのがおせーよ」




若干キレ気味の俺



「はいはいすいませんね」


適当な謝り方にも俺はイラっと来たがそのまま無視する




「そぉらがおこぉーそぉらがおこぉー
そらまめたべてもそぉらがおこぉー」



変な歌を歌って俺の後に着いて行く





電車に乗ってる間に電車の時間を調べる



「ほら!一本早いのになれば7時半には着いたじゃねーかよ!」


俺は結衣に向かって怒りも交えながら言う



「マジで!?何時に着くの!?」



「7時50分」


「やばーー!!!いそげー!」


「電車はいそげねーから!」



バタバタしそうな1日だ