……俺が結局払うのかよ




と思いつつお金を払い



外に出る





「まあ優しい空君、好きになっちゃいそう」


「おい、これからは冗談に聞こえないからな?」



「いいんだよ、思ったこと素直に言っちゃう人間だよあたしは
はっはっはっはー!」



何が面白いんだよ




俺と結衣はそのまま駅に向かった




「さーーてどこに行こっかなー」


「もはや俺は場所決められないんだな」


「うん、まああたしについてきて」



結衣が言うには


最寄り駅から少し離れたところに



なんとどでかいゲームセンターがあるらしい



どこくらいでかいかと言うと




学校の中が全部ゲーセン


と考えてくれたら簡単だろう




「そんなでかいゲーセンあんのかよ!」


「しかも遊び放題ってやつにすれば
ゲームやり放題だって
半端なくね?」


「半端ねーな、これはやるしかねーな!」


「よーーし!やろー!!」




俺らはそのどでかいゲームセンターへ向かう