学校に着くと、昇降口に久先輩と茜先輩がいた。
「朝早くにすみません」
謝りつつ、紙袋の中からふたりに渡す予定の小さな手提げ袋を取り出した。すると、
「「ハッピーバレンタインっ!」」
久先輩と茜先輩が声を揃えて口にする。
そのあと、私と茜先輩は小さな手提げ袋を交換した。まるでクリスマスのプレゼント交換のように。
「もう自由登校になってはいるけれど、今日だけは登校してくる三年生多いんだよ。なんといってもイベントの日だからね」
久先輩の言葉を引き継ぐように茜先輩が口を開く。
「高校最後のイベントくらい楽しみたいじゃない?」
茜先輩も私同様、手には大きな紙袋を持っていた。たくさんのお菓子を作ったのが自分だけではないことに少しほっとする。
「朝早くにすみません」
謝りつつ、紙袋の中からふたりに渡す予定の小さな手提げ袋を取り出した。すると、
「「ハッピーバレンタインっ!」」
久先輩と茜先輩が声を揃えて口にする。
そのあと、私と茜先輩は小さな手提げ袋を交換した。まるでクリスマスのプレゼント交換のように。
「もう自由登校になってはいるけれど、今日だけは登校してくる三年生多いんだよ。なんといってもイベントの日だからね」
久先輩の言葉を引き継ぐように茜先輩が口を開く。
「高校最後のイベントくらい楽しみたいじゃない?」
茜先輩も私同様、手には大きな紙袋を持っていた。たくさんのお菓子を作ったのが自分だけではないことに少しほっとする。


