「ねぇ、翠葉ちゃん。君はひとつ決定的な思い違いをしてるんだけど、それ、訂正させてもらっていいかな?」
「何を、ですか……?」
真っ赤な目で見上げられて、ウサギを腕に閉じ込めている気分。
「俺ね、君にキレイサッパリ振られても諦めるつもりはないんだ」
「……え?」
「司が好きならそれでいい。司を好きな君を愛する。いつか君が司に愛想を尽かすのを手をこまねいて待っていることにする。……あぁ、待ってるだけっていうのは性に合わないな。司に遠慮せず、今までどおりアプローチはするだろうね」
君が司を好きだと白状したのなら、もう遠慮はしない。する必要がない。
答えを出した君になら、俺らしく接することができる。
「何を、ですか……?」
真っ赤な目で見上げられて、ウサギを腕に閉じ込めている気分。
「俺ね、君にキレイサッパリ振られても諦めるつもりはないんだ」
「……え?」
「司が好きならそれでいい。司を好きな君を愛する。いつか君が司に愛想を尽かすのを手をこまねいて待っていることにする。……あぁ、待ってるだけっていうのは性に合わないな。司に遠慮せず、今までどおりアプローチはするだろうね」
君が司を好きだと白状したのなら、もう遠慮はしない。する必要がない。
答えを出した君になら、俺らしく接することができる。


