生徒会で会うことは多かったけれど、仕事の話がほとんどだったし、肩を並べて歩くことなど全くなかったから。
考えてみれば、後夜祭のときに図書棟へ誘導してもらって以来かもしれない。
「ね、翠葉は梅林館行って何するの? 本借りるの?」
「蔵書が充実しているので借りたいなとは思っているんですけど……来週から試験なので本を借りるのは試験後にします。今日はその下見、かな……? 嵐子先輩は?」
「私は優太の部活が終わるまでの時間潰し。試験勉強もしなくちゃいけないんだけど、頭の中はドレスのデザインでいっぱい。翠葉見てるとインスパイアされるのかな? あれこれ出てくる。でも今日は……」
チラリ、と嵐子先輩が私を見た。
考えてみれば、後夜祭のときに図書棟へ誘導してもらって以来かもしれない。
「ね、翠葉は梅林館行って何するの? 本借りるの?」
「蔵書が充実しているので借りたいなとは思っているんですけど……来週から試験なので本を借りるのは試験後にします。今日はその下見、かな……? 嵐子先輩は?」
「私は優太の部活が終わるまでの時間潰し。試験勉強もしなくちゃいけないんだけど、頭の中はドレスのデザインでいっぱい。翠葉見てるとインスパイアされるのかな? あれこれ出てくる。でも今日は……」
チラリ、と嵐子先輩が私を見た。


