光のもとでⅠ

「……応えてくれたよ。今、答えをくれた」
 その言葉に泣きそうになる。ぐっと堪えても涙腺は言うことを聞いてはくれない。
「でもっ……秋斗さんのことも好きでしたっ」
「うん」
「好きって言ってもらえて嬉しかった……。秋斗さんを好きになって、すごくドキドキしました。人を好きになるってこういう気持ちなんだって知りました。本当に……本当に好きだったんです」
「うん」
「でも――記憶が戻ったら……どうして、どうしてツカサを好きになってしまったんでしょう? それがわからなくて……」
 昨日から泣いてばかりだ。いい加減打ち止めになってもいい頃なのに、涙は止まらない。
 何度も何度も涙を拭っていると、いつの間にか抱きしめられていた。