光のもとでⅠ

『こういうの、普通は女同士だったり男同士ですることじゃん?』
「……そうなの?」
『うん、たいていはね。でも……そっか。やっぱ俺の考え間違ってなかった』
「どういう、こと?」
『御園生って、男女関係なく友達作ってるでしょ?』
「え? ……友達に男女って関係するの?」
「くっ……俺バカだー。こういうやつって知ってたのにな。知ってたから話してもらえるって自信があって、でも話してもらえなかったから悔しくって……。終業式の日、きついこと言ってごめん。あれ、本心だけど八つ当たりでもあったと思う」
「……どうして、謝るの?」
 確かに衝撃はあったけど、でも……嬉しかった。あのときは衝撃のほうが強くて色んなことに気づけなかったけれど……。
「私をずっと見てきてくれたから言ってもらえる言葉なんだってわかったら……嬉しかった。だから、今相談するなら佐野くんだって思ったんだよ?」