人を傷つけないように、と行動していることが自分を守るための行動になっていたのはこれで二度目。夏と同じだ。家族や栞さんを自分から遠ざけて傷つけた夏と同じ。
そして、最後とも言える秋斗さんのサインですら、直視せず見て見ぬ振りをした。
ツカサの言ったとおり。これは今まで私が取ってきた行動の代償に過ぎない。
「もう遅いかもしれない。もう、今までみたいに接してもらえないかも。話してもらえないかも……」
それくらい、私はひどいことをしてきた。しかも、長期間――。
泣き言を漏らし涙を拭う。けれど、次から次へと涙が溢れてくる。鼻をすすると頭がズキンと痛んだ。でも、心のほうがもっと痛い。
『御園生、こっち見て』
涙でぼやける中、目を凝らしてディスプレイに映る佐野くんを見た。
そして、最後とも言える秋斗さんのサインですら、直視せず見て見ぬ振りをした。
ツカサの言ったとおり。これは今まで私が取ってきた行動の代償に過ぎない。
「もう遅いかもしれない。もう、今までみたいに接してもらえないかも。話してもらえないかも……」
それくらい、私はひどいことをしてきた。しかも、長期間――。
泣き言を漏らし涙を拭う。けれど、次から次へと涙が溢れてくる。鼻をすすると頭がズキンと痛んだ。でも、心のほうがもっと痛い。
『御園生、こっち見て』
涙でぼやける中、目を凝らしてディスプレイに映る佐野くんを見た。


