「防犯カメラを止めたのも人払いをしたのもわしじゃ。その責はわしにある。もし、お嬢さんが自分のことを責めているならそれは間違いじゃ。わしの責を取ってくれんでくれるかの?」
おっとりと話すものの、その声には有無を言わせない響きがある。
「今回の入院でお嬢さんの進級に支障が出るようなことがあれば、わしがなんとかしよう」
「それはだめです」
「どうしてじゃ?」
きょとんとした顔で尋ねられる。
「うちの学園ならば学力さえ伴えばなんの問題もなかろうて」
「そういうことではなくて、私が嫌なんです。それに……ここで単位が取れる手はずを秋斗さんたちが整えてくださいました。だから、それをクリアして進級したいです」
「……相変わらず、お嬢さんは自分に厳しいんじゃの」
「そんなことはないです。ただ……無駄に負けず嫌いなだけだと思います」
「負けず嫌いか……」
おっとりと話すものの、その声には有無を言わせない響きがある。
「今回の入院でお嬢さんの進級に支障が出るようなことがあれば、わしがなんとかしよう」
「それはだめです」
「どうしてじゃ?」
きょとんとした顔で尋ねられる。
「うちの学園ならば学力さえ伴えばなんの問題もなかろうて」
「そういうことではなくて、私が嫌なんです。それに……ここで単位が取れる手はずを秋斗さんたちが整えてくださいました。だから、それをクリアして進級したいです」
「……相変わらず、お嬢さんは自分に厳しいんじゃの」
「そんなことはないです。ただ……無駄に負けず嫌いなだけだと思います」
「負けず嫌いか……」


