新婦の入場が告げられると、栞さんはいてもたってもいられずといった感じで振り返る。
じっと見つめる先には閉じられた扉。
重いドアが開くと、湊先生が涼先生の腕に軽く手を添えて立っていた。
ふたりが一礼すると曲が流れた。
一歩一歩踏みしめながら、柔らかな光に照らされた真っ白な道をゆっくり進む。
湊先生の着ているドレスはマーメイドライン。もともと身長が高いうえに細身の湊先生が着ると、よりIラインが強調される。手にはブルースターとアイビーのブーケを持っていた。
今日は自己防衛本能がしっかり働いている。視線は肩から下に固定。ツカサと湊先生は似ているから。ツカサと涼先生は似ているから……。
「はいっ、視線低いっ!」
「ゆ、唯兄っ!?」
唯兄に側頭部を押さえられ、半強制的に顔を上げさせられた。
突如、ふたつの顔が視界に飛び込む。
じっと見つめる先には閉じられた扉。
重いドアが開くと、湊先生が涼先生の腕に軽く手を添えて立っていた。
ふたりが一礼すると曲が流れた。
一歩一歩踏みしめながら、柔らかな光に照らされた真っ白な道をゆっくり進む。
湊先生の着ているドレスはマーメイドライン。もともと身長が高いうえに細身の湊先生が着ると、よりIラインが強調される。手にはブルースターとアイビーのブーケを持っていた。
今日は自己防衛本能がしっかり働いている。視線は肩から下に固定。ツカサと湊先生は似ているから。ツカサと涼先生は似ているから……。
「はいっ、視線低いっ!」
「ゆ、唯兄っ!?」
唯兄に側頭部を押さえられ、半強制的に顔を上げさせられた。
突如、ふたつの顔が視界に飛び込む。


