思い返してみても、横に長いテーブルはホールの真ん中に位置しており、唯一壁と言える場所に面していたのは人が座っていないテーブルの側面のみ。
出入り口は二方向にあったため、どちらが末席とも判断しがたい。
考えても考えても答えは出てこない。
「あ……」
蒼兄がはっとしたような顔でお母さんに耳打ちする。
「はい、蒼樹正解」
お母さんと蒼兄は嬉しそうに笑った。
「蒼樹、何かヒントあげたら?」
お母さんの言葉に、首を少し傾げて考えているふうの蒼兄。
「そうだなぁ……父さんが言うように確かに末席はなかった。でも、確かに人を招くための席はあったんだ」
「うへぇ……まるでなぞなぞじゃんか」
ラグに転がる唯兄を見て、
「こういうの、唯は得意だと思ったのに」
お母さんが言う。
出入り口は二方向にあったため、どちらが末席とも判断しがたい。
考えても考えても答えは出てこない。
「あ……」
蒼兄がはっとしたような顔でお母さんに耳打ちする。
「はい、蒼樹正解」
お母さんと蒼兄は嬉しそうに笑った。
「蒼樹、何かヒントあげたら?」
お母さんの言葉に、首を少し傾げて考えているふうの蒼兄。
「そうだなぁ……父さんが言うように確かに末席はなかった。でも、確かに人を招くための席はあったんだ」
「うへぇ……まるでなぞなぞじゃんか」
ラグに転がる唯兄を見て、
「こういうの、唯は得意だと思ったのに」
お母さんが言う。


