「っ……琴は拓斗が好きなだけだもんっ」
コトミちゃんは泣きだしてしまった。
そこへ美波さんが走り寄ってくる。
「どうした? 拓斗、何、琴ちゃん泣かしてんのっ。女の子泣かしたら王子様失格よー?」
「僕、悪くないもんっ。」
「ちょい待った。お母さん、悪いとは言ってないでしょう?」
「……ひどいこと言ったのは琴だもんっ」
「むくれてないで、まずは秋斗くんから下りなさい。で? 何があったの?」
美波さんが拓斗くんに訊くと、
「琴がお姉ちゃんのことおばさんとか言うから……」
小さな声で不満たっぷりに答えた。
「あら……そういうことだったのね」
全部聞かずとも事情を察したよう。
それでも泣かしたことに変わりはないから、と美波さんは琴実ちゃんと里実さんに謝った。
コトミちゃんは泣きだしてしまった。
そこへ美波さんが走り寄ってくる。
「どうした? 拓斗、何、琴ちゃん泣かしてんのっ。女の子泣かしたら王子様失格よー?」
「僕、悪くないもんっ。」
「ちょい待った。お母さん、悪いとは言ってないでしょう?」
「……ひどいこと言ったのは琴だもんっ」
「むくれてないで、まずは秋斗くんから下りなさい。で? 何があったの?」
美波さんが拓斗くんに訊くと、
「琴がお姉ちゃんのことおばさんとか言うから……」
小さな声で不満たっぷりに答えた。
「あら……そういうことだったのね」
全部聞かずとも事情を察したよう。
それでも泣かしたことに変わりはないから、と美波さんは琴実ちゃんと里実さんに謝った。


