「う、うん」
上ずりながら答えると、さらにぎゅっと抱き締められた。身体、というよりも心臓を温められた気分。
「飛鳥ちゃん……」
「ん? あっ、やば……痛かったっ!? ごめんっ」
飛鳥ちゃんはばっ、と離れる。
「違う……すごく、すごくあたたかくて――」
それだけなのに、目に涙が滲んだ。
「やっ、涙目になるくらい痛かったって正直に言っていいんだよっ!? ごめん、ホントごめんっ」
いつもと何も変わらない飛鳥ちゃんにほっとしてしまう。
それだって、きっと飛鳥ちゃんの優しさなのに……。
「飛鳥は部活でしょ? 時間大丈夫なの?」
後ろから桃華さんの声がすると、
「わ、やばっ。じゃ、またねっ!」
ずっしりと重そうなかばんを持ち、スカートを翻して飛鳥ちゃんは教室を出ていった。
上ずりながら答えると、さらにぎゅっと抱き締められた。身体、というよりも心臓を温められた気分。
「飛鳥ちゃん……」
「ん? あっ、やば……痛かったっ!? ごめんっ」
飛鳥ちゃんはばっ、と離れる。
「違う……すごく、すごくあたたかくて――」
それだけなのに、目に涙が滲んだ。
「やっ、涙目になるくらい痛かったって正直に言っていいんだよっ!? ごめん、ホントごめんっ」
いつもと何も変わらない飛鳥ちゃんにほっとしてしまう。
それだって、きっと飛鳥ちゃんの優しさなのに……。
「飛鳥は部活でしょ? 時間大丈夫なの?」
後ろから桃華さんの声がすると、
「わ、やばっ。じゃ、またねっ!」
ずっしりと重そうなかばんを持ち、スカートを翻して飛鳥ちゃんは教室を出ていった。


