荒沢さんは却下されたものを、てきぱきと下げていく。
「グレーも悪くはないけど、花嫁が白だものね。色が近いかしら」
お母さんによってグレーも却下され、残ったのはペールピンクとアイスブルー。
「ピンクでしょっ」
唯兄がドレスを手に取り私の身体に当てる。
「俺もピンクかな、って思う」
「そうね、ピンクのほうが顔色よく見えるかも」
兄二人とお母さんに言われ、私は少し困る。
「翠葉はどっちを着たい?」
お父さんに訊かれて、「こっち」とアイスブルーを指差した。
三人は目を見開き驚いた顔をした。お父さんだけは驚きもせず、「こっちな」とアイスブルーのドレスを手に取り渡してくれる。
「着てごらん」
「うん……」
「では、お嬢様こちらへ」
「グレーも悪くはないけど、花嫁が白だものね。色が近いかしら」
お母さんによってグレーも却下され、残ったのはペールピンクとアイスブルー。
「ピンクでしょっ」
唯兄がドレスを手に取り私の身体に当てる。
「俺もピンクかな、って思う」
「そうね、ピンクのほうが顔色よく見えるかも」
兄二人とお母さんに言われ、私は少し困る。
「翠葉はどっちを着たい?」
お父さんに訊かれて、「こっち」とアイスブルーを指差した。
三人は目を見開き驚いた顔をした。お父さんだけは驚きもせず、「こっちな」とアイスブルーのドレスを手に取り渡してくれる。
「着てごらん」
「うん……」
「では、お嬢様こちらへ」


