ナースセンターには小枝子さんがいた。私に気づいた小枝子さんは、
「もう大丈夫?」
「はい……あの、絨毯汚してしまってすみません……」
この階はほかの階とは違う。
リノリウムの床材ではない。絨毯であるために掃除は簡単に済ませられない。
「大丈夫よ。すぐに清掃スタッフが片付けてくれたから」
見るように促され、果歩さんの病室前を見ると、何事もなかったかのようにきれいな絨毯があった。
「医療のスペシャリストもいれば、清掃のスペシャリストもいるものよ」
にこりと笑った小枝子さんに送り出され、果歩さんの部屋をノックする。
「はーい」
中から声がして、そっとドアを開けた。
「翠葉ちゃんっ!?」
またしても、ベッドから下りてしまいそうな勢いでこちらを見ている。
でも、今回ばかりは走り寄ることはできなくて、その場で声をかけた。
「もう大丈夫?」
「はい……あの、絨毯汚してしまってすみません……」
この階はほかの階とは違う。
リノリウムの床材ではない。絨毯であるために掃除は簡単に済ませられない。
「大丈夫よ。すぐに清掃スタッフが片付けてくれたから」
見るように促され、果歩さんの病室前を見ると、何事もなかったかのようにきれいな絨毯があった。
「医療のスペシャリストもいれば、清掃のスペシャリストもいるものよ」
にこりと笑った小枝子さんに送り出され、果歩さんの部屋をノックする。
「はーい」
中から声がして、そっとドアを開けた。
「翠葉ちゃんっ!?」
またしても、ベッドから下りてしまいそうな勢いでこちらを見ている。
でも、今回ばかりは走り寄ることはできなくて、その場で声をかけた。


