「あ、れ? どうした?」
楓先生に顔を覗き込まれて困る。とても困って顔を背けてしまった。
顔が、顔だけが秋斗さんと同じだから。でも、勘違いされたくなくて、
「あの、顔っ。顔に困っただけですから」
楓先生はそれだけで理解してくれたみたい。
ポンポン、と頭を軽く叩かれ、
「うん、大丈夫。今ここにいるのは楓先生だから」
そして、「はい」とハープを渡された。まるで、小さい子にぬいぐるみを渡すような要領で。
納得がいかないふうの果歩さんには別の話をし始める。
「彼女、長い間立ってたり椅子に座ってるのは得意じゃないんだ」
「その先は話す? どうする?」と私の意志を確認するようにこちらを見た。
まだ熱の引かない顔を向け、
「話していただいて問題ありません」
私は少しかしこまった言葉を返した。
楓先生に顔を覗き込まれて困る。とても困って顔を背けてしまった。
顔が、顔だけが秋斗さんと同じだから。でも、勘違いされたくなくて、
「あの、顔っ。顔に困っただけですから」
楓先生はそれだけで理解してくれたみたい。
ポンポン、と頭を軽く叩かれ、
「うん、大丈夫。今ここにいるのは楓先生だから」
そして、「はい」とハープを渡された。まるで、小さい子にぬいぐるみを渡すような要領で。
納得がいかないふうの果歩さんには別の話をし始める。
「彼女、長い間立ってたり椅子に座ってるのは得意じゃないんだ」
「その先は話す? どうする?」と私の意志を確認するようにこちらを見た。
まだ熱の引かない顔を向け、
「話していただいて問題ありません」
私は少しかしこまった言葉を返した。


